「ライター なり方」や「ライター 未経験」とGoogle検索すると、文章力は必要ないという意見も見かけます。
たしかに日本人のほとんどは読み書きが当たり前にできますし、最低限の文章力を持っていると言って過言ではありません。
ただ、プロのライターとして活動していくなら「しっかりと日本語を使いこなしたい」とか「文章力を鍛えたい」と思う方もいるでしょう。
文章力がありほとんど編集の手が必要ないライターはクライアントにとって心強いパートナーになります。
そこでこのサイトでは現役ライターがプロとして文章のクオリティを上げるために気を付けている内容をまとめました。
もくじ
在宅ライターという職業の本質はクライアントが望む文章を書くこと

文章力についてまとめる前に、まず共通認識として在宅ライターという職業の本質を確認しましょう。
在宅ライターという職業の本質は、クライアントが望む文章を書くことです。
例えば、あなたが飲食店に行ってオムライスを注文したとして、勝手にスパゲティを出されたら「違う」って思いますよね。
怒るほどでなくても「料金は支払いたくない」と思うのではないでしょうか。
プロとして看板を構える以上、まずは注文したオムライスを提供してもらいたいですよね。
好みに合うか合わないかは、それから先の話です。
これは文章も同じです。
まずは基本的な日本語のルールを守った読みやすい文章を提供するのがスタートラインです。
その上でクライアントの好みやWebサイトの運営方針、あなたのセンスなどを踏まえてクオリティを上げていくのがプロの仕事です。
ただ、日本語には確実な正解がありません。
大多数の人が読みやすいと感じる文章や、正しい使い方はあるものの、複数の表現が可能です。
余談ですが、日本語はアメリカ国務省の外務職員局(FSI)という機関がだした調査で、習得に最も時間のかかるカテゴリー5(必要時間88週間)に分類されています。

この順位になったのは以下の理由が挙げられています。
- 主語省略の習慣があること
- 必要な語彙数が多いこと
- ひらがな・カタカナ・漢字といった複数の文字表記があること
- 謙譲語・尊敬語・丁寧語などの使い分けがあること
なので、日本語を正しく使おうと思ったら基礎をしっかりと学ぶ必要があるのです。


在宅ライターなら確実に意識したい!文章力をあげる細かいルール
では、実際に日本語の基礎とはどういった部分を指すのでしょうか。
ここでは気を付けた瞬間から効果を実感できる、定番だけど絶対に外したくない日本語のルールをご紹介します。
- 句読点「、」「。」の量
- 「て・に・お・は」の使い方
- 語尾のルール
- 改行の使い方
- 読まれるリード文の書き方
- 納得される「まとめ」の書き方
ひとつひとつまとめたのでぜひご覧ください。
Webメディアや企業によって差異がでる細かい部分は、当サイトを運営する編集プロダクションLILYPRODUCTSが使っている表記ルールをもとにしています。
文章力UP!書き方を学ぶ在宅ライターにおすすめな参考書籍・教科書
中には読書の時間に文章の書き方を学びたいという方もいると思います。
個人的におすすめなのはこちらの「シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術: 世界で通用する20の普遍的メソッド」です。
今でも持っている、悩んだ時にページを開く教科書のような1冊です。
論理的な文章をわかりやすく書くためのメソッドなので、実践した瞬間から効果を感じられます。
その他、以下の記事では悩み別にいくつか参考書籍・教科書をまとめています。ぜひ併せてご覧ください。
専業の在宅ライターとして文章力をあげてクオリティの高い記事を作ろう
このサイトの文章のクオリティを上げるカテゴリーでは文章力UPに役立つ情報を更新しています。
日本語は奥が深いもの。だからこそ追求しがいがあって夢中になってしまいます!
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- 在宅ライターにセミナー参加は必要なのか
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- 在宅ライターにおすすめな音声入力機能の使い方
気になる記事があったらぜひ読んでみてくださいね。
