【安心】在宅ライターでも福利厚生は受けられる

 

時間を自由にコントロールできる、在宅ライターの仕事。「いずれはフリーランスとして独立したい」と考える人も多いでしょう。

そんなあなたに知っておいてほしいのが、フリーランスでも受けられる福利厚生のことです。

フリーランスは自由度が高くなる分、自己責任の幅も増えます。急な病気や怪我で働けなくなったりミスで賠償責任を負ったりしたときも、備えがあれば安心ですよね。

今回はフリーランスの在宅ライターが受けられる福利厚生サービスについて解説します。

諦めないで!フリーランスも福利厚生は受けられる

福利厚生と一口に言っても、その種類はさまざまです。会社勤務を経験した人なら、次のような福利厚生に聞き覚えがあるのではないでしょうか。

■会社員が受けられる福利厚生の例
・社宅制度や住宅手当
・家族手当
・交通費補助
・食費補助(社員食堂、食事券など)
・育児休暇
・介護休暇
・時短勤務制度
・健康診断や人間ドックの費用負担
・制服支給
・スポーツジムやレジャー施設の優待利用 など

これらは全て福利厚生の部類です。会社員のときはあまり意識していなかったけれど、フリーランスになってから「たくさん恩恵を受けていたんだ」と気づく人もたくさんいます。

でも諦めなくて大丈夫! じつはフリーランスでも、一定の福利厚生を受けることは可能です。

フリーランスが福利厚生を受けるための2つの方法

フリーランスが福利厚生を受ける手段は、大きく分けて次の2つです。

■フリーランスが福利厚生を受ける方法
1.クラウドソーシングサイトの常連ワーカーになる
2.定額制の福利厚生サービスに加入する

具体的にどんな方法なのか、それぞれ見てみましょう。

1.クラウドソーシングサイトの常連ワーカーになる

「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったいくつかのクラウドソーシングサイトでは、ワーカー向けに福利厚生サービスを提供しています。

サイト運営側としては「優秀なワーカーに定着してほしい」という思いもあるのでしょう。在宅ライターにとっては嬉しい傾向ですね。

福利厚生を受けるためには「該当サイトにおいて◯ヶ月連続で◯◯円以上の仕事をする」といった条件をクリアする必要があります。

特定のクラウドソーシングサイトで定期的に仕事を受けている人は、一考の価値ありです。

2.定額制の福利厚生サービスに加入する

クラウドソーシングサイトを使っていなくても、月額・年額といった定額制のサービスに加入することで福利厚生を受けられます。

フリーランスを対象にした福利厚生サービスは意外とたくさんあって、中には大企業の福利厚生を代行している会社もあるんです。

個人の場合は一部除外されるサービスもありますが、大企業の社員に近い福利厚生がフリーランスにも受けられるのは嬉しいですね。

クラウドソーシングサイトによる福利厚生サービス

ここからは、フリーランスが受けられる福利厚生サービスを具体的にご紹介していきましょう!

まずは、クラウドソーシングサイトによる福利厚生サービスから。

◆ランサーズ
https://www.lancers.jp/benefit

「ランサーズ」のフリーランスサポート制度です。税務や法務に関する専門家のサポートを受けられるとともに、全国約25万件の施設を優待利用できます。

内容:会計・税務サポート、法務サポート、交流会・勉強会、セミナー、医療保険・死亡保険、各種優待(託児所、コワーキングスペース、ヘルスケア、育児介護、スポーツ・フィットネス、グルメ、旅行、レジャー、エンタメ、美容など)
加入条件:ランサーズで3か月連続5,000 円以上の報酬を獲得
料金:無料

◆クラウドワークス
https://crowdworks.jp/u/welfare

「クラウドワークス」のフリーランスサポート制度です。法律相談から引越しまで幅広い補助が受けられるとともに、全国約23万件の施設を優待利用できます。

内容:お仕事サポート、スキルアップ支援、健康相談、各種優待(ヘルスケア、育児介護、スポーツ・フィットネス、グルメ、旅行、レジャー、エンタメ、美容など)
加入条件:クラウドワークスで3か月連続3,000円以上の報酬を獲得
料金:無料

◆サグーワークス
https://works.sagooo.com/welfare/

「サグーワークス」のライター向けサービスです。福利厚生代行の大手「ベネフィット・ステーション」と提携しており、全国約100万件の施設を優待利用できます。

内容:各種優待(ヘルスケア、育児介護、スポーツ・フィットネス、グルメ、旅行、レジャー、エンタメ、美容など)
加入条件:サグーワークスで3か月連続3,000pt以上獲得
料金:無料

定額制のフリーランス向け福利厚生サービス

次に、月額・年額料金を支払うことで加入できる福利厚生サービスをご紹介します。

◆ベネフィットプラン
https://www.freelance-jp.org

フリーランス協会が運営するサービスです。怪我や病気で働けなくなった際の所得補償や業務上のミスによる賠償責任の補償が手厚く、在宅ライターには非常にオススメです。

運営団体:プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
内容:賠償責任保険、所得補償制度、税務・法務相談、健康診断・人間ドック割引、各種優待(リラクゼーション、学び、子育て支援、レジャー、グルメ、旅行、コワーキングスペースなど)
加入条件:フリーランスとして活動する人、フリーランスを目指す人
料金:年会費1万円〜

◆ベネフィット・ステーション
https://bs.benefit-one.co.jp/bs/scbsp/pages/bo/crm/top/top.faces

月額300円〜という安さが魅力の会員制優待サービスです。さまざまな施設を優待料金で利用できます。

内容:各種優待(旅行、レジャー・エンタメ、リラク・ビューティ、出会い・ブライダル、生活、グルメ、スポーツ、育児、学び、健康、介護など)
運営団体:株式会社ベネフィット・ワン
加入条件:誰でもOK
料金:月額300円〜

◆クラブオフ
https://www.club-off.com/contents/files/bra/common/topics/coa_top/how_to_join/index.html

もともとは企業・法人向けの会員制優待サービスですが、提携企業(TSUTAYA、弥生株式会社、ジャパンネット銀行など)の会員であり一定の条件を満たしていれば、個人でも加入が可能です。

内容:各種優待(リゾート、レジャー、ショッピング、エンタメ、育児・介護、学び、ビジネスサポートなど)
運営団体:株式会社リロクラブ
加入条件:提携企業により異なる
料金:月額500円〜

◆CLUB CCI
https://www.tokyo-cci.or.jp/clubcci/ 

各地の商工会議所が提供する福利厚生サービスです。中小企業と個人事業主が加入できます。(※自治体によりサービスを行っていない場合もあります。リンク先は東京商工会議所のサービスです)

内容:各種優待(宿泊・旅行、エンタメ、レジャー、学び、スポーツ、保育・介護など)
運営団体:商工会議所
加入条件:商工会議所会員事業者(個人事業主OK)
料金:月額1000円〜

福利厚生はフリーランスにこそ必要。万一の際に備えよう

フリーランスは会社という後ろ盾がないからこそ、いざというときの備えを万全にしておきたいところ。その点、所得補償や損害保険がセットになった福利厚生は非常にありがたいサービスですね。

副業やパラレルキャリアが注目されている今、フリーランス向けの福利厚生サービスも増加傾向にあります。

「会社員じゃないから」と諦める必要はありません。自分にとって必要な福利厚生サービスを選び、安心を手に入れましょう。

※情報は全て2019年12月現在のものです。