在宅ライターなら確実に意識したい!改行の使い方

 

Web上に掲載されている文章を読んでいると、ふと「小学校のときに習った作文のルールと違うな」と感じることはありませんか?

中でもパッと見てすぐ分かる違いといえば、やはり「改行のルール」ですよね。

Webライティングには、作文の授業では教えてもらえない独特の改行ルールがあります。

そして読みやすい文章を書くライターは必ずと言って良いほど、その独特な「改行の使い方」をマスターしています。

今回は、Webライティングで意識すべき改行ルールについて解説します。

作文とWebライティングの「改行ルール」の違い

小学校の国語では、改行や段落といった基本的な作文の仕方を習いましたよね。

<作文の基本ルール>
・一文の最後には句点「。」を付ける
・段落の区切りで改行する など

小説の本やビジネス書といった紙媒体の書籍は、ほとんどが上記のルールを採用しています。

でもWeb上の文章では、改行の使い方が少し異なります。Web媒体に独特な改行ルールとは、たとえば次のようなものです。

<Webライティングの改行ルール>
・改行後の一字下げはしない
・2〜3行に一度は改行する
・こまめに空白行を挟む など

全てWeb上の文章ではおなじみの改行手法ですよね。Webライティングにこれらの改行ルールが使われているのには、ちゃんと理由があるのです。

Webライティングの改行は「スマホ読者」を意識すべし

Web上の文章は、パソコン・スマホ・タブレットなどの電子機器を通して読まれることがほとんどです。とくに最近は、スマホユーザーの割合が急増しています。

現在では「Web上の記事やコラムへのアクセスは8〜9割がスマホから」というのが定説です。

つまりWebライティングでは「スマホ読者」を意識して文章を書いていく必要があるのです。

スマホ読者の特徴は、次のようなものです。

<スマホ読者の特徴>
・通勤中や休憩中などスキマ時間に文章を読む
・5〜10分程度の短時間で読む
・必要な箇所だけ拾い読みすることが多い
・合わないと思ったら即座に読むのをやめる など

一生懸命ライティングしている書き手としては、少しショックな内容かもしれません。でも読み手の立場になってみると「自分もそうだ」と気づく人も多いでしょう。

Webライティングでは「5〜10分のスキマ時間でパパッと読める」「拾い読みしても意味が伝わる」そんな文章を意識する必要があります。

そしてそのためには内容だけでなく、見た目(改行の位置や量)にも気を配ることが不可欠なのです。

じつは簡単!Webライティングの改行・3つのルール

では実際のWebライティングでは、どんなことを意識すれば良いのでしょうか?

<Webライティングで意識すべき3つの改行ルール>
・1文を80文字以内に収める
・2〜3文ごとに1回改行する
・改行後は1行あける

じつは改行ルールの実践はそんなに難しくありません。上記の3つを意識するだけで、Webの文章はグッと読みやすくなります。

具体的に説明していきましょう。

1文を80文字以内に収める

ここで言う「1文」とは、文章の始めから最初の句点「。」までのことです。

たとえば「空は青い。」という文章は1文です。そして「空は青い。雲は白い。」という文章は2文が組み合わさっています。

Webライティングでは、1文の文字数=60文字前後が理想的であり、80文字を超えると読みにくくなると言われています。

これは改行の使い方にも深く関わってくるため、まずは1文の長さを80文字以内に収める癖をつけましょう。

80文字より長くなってしまう場合は「1文1義(1つの文章に1つの意味)」を意識して、文章を2つ以上に分解してみてください。

1〜3文ごとに1回改行する

スマホやパソコンから見ると、改行が少ない文章はとても読みにくく感じます。

試しにスマホで長い文章を読んでみてください。画面が文字で真っ黒に埋め尽くされてしまい、圧迫感を感じるでしょう。

改行が少なすぎる文章を見ると、読者は「読む気がしない」「読みたくない」と感じてページを閉じてしまう可能性が高いです。

スマホやパソコンで読みやすい文章を作るには、少なくとも80〜120文字に1回は改行を入れましょう。

80〜120文字というのは、だいたい1〜3文に1回程度です。文字数をいちいち数えるのは大変なので、常に「1〜3文に1回は改行する」と意識しておくと良いでしょう。

改行後は1行あける

さらに読みやすくするために、改行した後「空白行」を1行挟むのもセオリーです。例として、このコラムの冒頭部分を見てみましょう。

<例>
Web上に掲載されている文章を読んでいると、ふと「小学校のときに習った作文のルールと違うな」と感じることはありませんか?
(—空白行—)
中でもパッと見てすぐ分かる違いといえば、やはり「改行のルール」ですよね。
(—空白行—)
Webライティングには、作文の授業では教えてもらえない独特の改行ルールがあります。

空白行を挟むと、文章が視覚的にグループ化されて読みやすくなります。

ちなみに国語の授業では「改行の後は1文字下げる(文頭に1文字分の空白を入れる)」と習いましたが、Webライティングでは1字下げを行わないのが一般的です。

改行したら、1字下げはしないで1行空ける。Webライティングの基本ルールとして覚えておきましょう。

3つの改行ルールで読みやすい文章を目指そう

今回ご紹介した3つの改行ルールを意識するだけで、文章は格段に読みやすくなります。

ただしクライアントによっては上記と異なるレギュレーションを定めている場合もありますので、その際は先方の指示に従ってくださいね。

文章は、誰かに読んでもらうために書くもの。読み手のストレスをできるだけ排除して、読みやすい文章を目指しましょう!