在宅ライターなら確実に意識したい!語尾のルール

 

文章を書いていて「なんとなくリズムが良くないなあ」と感じることはありませんか?

その違和感、語尾の使い方を意識するだけで大幅に解消できるかもしれません。

読みやすい文章を書くライターは、語尾のバリエーションが豊富で使い分けも巧みです。「文章力を底上げしたい」と感じているなら、ぜひ語尾を意識してみましょう。

今回は、在宅ライターが知っておきたい語尾のルールについて解説します。

ライターが意識すべき「語尾の基本ルール」は2つ

Webライティングの際に意識すべき「語尾の基本ルール」は、次の2つです。

1.語尾の種類を統一する
2.同じ語尾ばかり続けない

この2つを押さえるだけでも、文章はぐっと読みやすくなります。

それぞれ、どんなふうに意識すべきなのかを解説しましょう。

基本ルール1.語尾の種類を統一する

原則として、日本語の文章の語尾は「です・ます調」と「だ・である調」の2種類に分かれます。

◆「です・ます調」の例
です
でしょう
ですから
ます
ません
ません
ましょう
ますから

◆「だ・である調」の例
~だ
~でない
~せぬ
~ならぬ
~だろう
だから
~である
~ない
であるから

ライティングの際は、語尾をどちらかに統一しましょう。

「です・ます調」と「だ・である調」が混在する文章は、読んでいて居心地が悪いものです。試しに次の例文を読んでみてください。

例文1
彼には夢があります。それは小説家になることだ。そのために努力もしています。具体的には、仕事の後に毎晩小説を書き進めているのだ。

例文1では、「です・ます調」と「だ・である調」が交互に登場します。リズムがちぐはぐなだけでなく、語り手の人格がコロコロ変わるようで落ち着かない印象がありますよね。

では、この例文を「です・ます調」に統一してみましょう。

例文2
彼には夢があります。それは小説家になることです。そのために努力もしています。具体的には、仕事の後に毎晩小説を書き進めているのです。

語尾を統一するだけで文章全体の雰囲気が統一され、ぐっと読みやすくなります。

どちらの種類で統一するかは、案件によって異なります。レギュレーションとして提示されている場合も多いので、執筆を始める前にきちんと確認しておきましょう。

ちなみにWebライティングでは「です・ます調」で依頼されるケースが多いです。

基本ルール2.同じ語尾を3回以上続けない

「〜〜ます。そして〜〜ます。さらに〜〜ます。」というように、同じ語尾ばかり連続して使うのは避けましょう。

同じ語尾が延々と続く文章は読みにくく、また幼稚な印象を与えます。たとえば次の例文を読んでみてください。

例文3
彼女は毎朝5時に起きます。早朝の空気はとても心地よく感じます。彼女はいつも、そんなに苦労せず早起きできます。

……どうでしょう、読みにくいと感じませんか? 一文ごとの関係性が分かりづらく、小学生が一生懸命書いた作文のようにも見えます。

この例文を、語尾のバリエーションを増やす形で書き換えてみましょう。

例文4
彼女は毎朝5時に起きます。早朝の空気はとても心地が良いものです。彼女にとって、早起きはそんなに苦ではありません。

これなら、さほど引っかからずにスッと読めるのではないでしょうか。

例文3と例文4をよく見比べると分かりますが、語尾に変化をつけるには一文ごとが自然に繋がるよう文意識する必要があります。

冒頭でお話したとおり、文章が上手いライターは語尾のバリエーションが豊富です。彼らは語彙が多いだけでなく、文章の流れをしっかりと意識しながら書いています。

一文ごとの繋がりに合わせて、適切な語尾を使い分けるのが理想です。そうすれば、どんなに長い文章でもスラスラ読めるものになります。

最初は難しいかもしれません。でも「同じ語尾を連続させない」という基本ルールを意識しながら書き続けていけば、だんだんとコツが掴めるでしょう。

一般的に「同じ語尾が3回続くと読みづらい」というのが定説です。まずは「同じ語尾は2回まで」というルールを徹底して意識してみましょう。

語尾を整えるだけで、文章はぐんと分かりやすくなる

語尾が整っていない文章は読みにくく、内容も伝わりづらくなってしまいます。読んでいる最中に「ん?」とつまずく回数が多いと、読み手が疲れてしまうためです。

つまずくことなくスラスラ読めると、内容もスッと頭に入ってきます。語尾を整えることは、あなたの文章から邪魔な小石を取り除く作業だと思ってください。

語尾のバリエーションを増やすためには、多くの文章に触れることも大切です。Web上の記事はもちろん、ビジネス書、小説、エッセイなど、色々な文章を読んで感覚を磨きましょう。