在宅ライターがお仕事をするにあたって準備するべきもの

 

「ライターを目指す」と決めたものの、何から準備すればいいのか分からない。そう感じていませんか?

在宅ライターになるためには、まずどんなものを準備したら良いのでしょうか?

物理的なアイテムからPC上のツールまで、ライターの仕事に「必要なもの・便利なもの」をご紹介します。

在宅ライターの準備【1】必要不可欠なのは「PC+ネット環境」

最優先で準備すべきは、パソコンとインターネット環境です。

準備1:パソコン

ライターとしてまとまった収入を得るには、ある程度長い文章をスピーディに作成する必要があります。そのために必要なのがパソコンです。

ツイートや口コミのような短文(140〜300字程度)なら、スマホのフリック入力でも充分でしょう。でも1000字を超える長文となると、キーボードで入力する方が圧倒的に速くなります。

また、パソコンの広いディスプレイなら、文章を書きながら全体の構成を把握するにもやりやすいです。

2〜3万円程度の安価なもので充分です。まずパソコンを用意しましょう。

ちなみに、もしあなたの手元にもうパソコンがあるのなら、わざわざ新調する必要はありません。まずはそれを使って執筆を始めましょう。

私の場合は、もともとプライベートで愛用していたMacBook Airを使ってライティングを始めました。仕事用に買ったものではありませんが、とくに不便もなく、今も同じ機種を使ってこの文章を書いています。

準備2:インターネット回線

クライアントとのやりとりには、インターネット環境が不可欠です。在宅ライターの仕事では、営業から原稿の納品まで、作業の大部分がネットを介して行われます。

カフェや図書館のフリーWi-Fiは、不安定で安全性も低く、機密情報のやりとりには向きません。自宅にネット回線を引くか、Wi-Fiルータを導入しましょう。

在宅ライターの準備【2】「ないと困る」必要なもの

パソコンとネット環境をゲットしたら、次は仕事に必要な他のものを揃えていきましょう。

準備3:ライターネーム

「本名をネット上で公開したくない」という場合、まずライターネーム(ペンネーム)を決める必要があります。

ライターネームは、今後あなたの「顔」となる重要な名前です。クライアントがあなたの名前で検索し、実績を確認することだってあるでしょう。

検索で他の人と混同されにくく、かつ自分がしっくり来る名前を選びましょう。

準備4:メールアドレス

次に準備したいのが、メールアドレスです。

「クラウドソーシングサイトを使うから、メールのやりとりはしないよ」という場合でも、サイトに登録するのにメールアドレスが必要ですよね。

プライベートとは別に、仕事用のアドレス(できればライターネームや屋号のもの)を作成しましょう。

準備5:名刺

在宅ライターとは言え、仕事を通して人に会う機会もあります。

クライアントと面談したり、新しく出会う人に自分を売り込んだり。名刺を渡す場面は、意外と多いものです。

フリーランスだからこそ、身元を明らかにできる名刺を持ちましょう。まずは、家庭用プリンターで20〜50枚ほど手作りすればOKです。

準備6:銀行口座

報酬を受け取るための銀行口座も必要です。

あちこちの口座に振込があると、確定申告の際などに混乱しやすくなります。口座は一つに統一しましょう。

在宅ライターの準備【3】「あると助かる」便利なもの

さらに便利に仕事をするために、「あると助かるもの」をご紹介します。

準備7:Officeソフト

ライターの仕事では、Word形式での納品を指定されることが多いです。またクライアントから配布される資料の中には、Excel形式、PowerPoint形式のファイルも結構あります。

一番良いのはMicrosoft Officeを購入することですが、その余裕がない場合は、互換性のあるフリーソフト(『Microsoft Office Online』、『Libre Office』、『Soft Maker Free Office』など)でも代用できます。

準備8:ブログやSNS

さらに余裕があれば、ブログやSNSアカウントを作って日々情報を発信しましょう。

情報と言っても難しいものではなく、ライターとしての仕事実績、日々の思い、得意なことや好きなことを綴ればOKです。無理にバズる必要もありません。

ブログやSNSは、あなたの実績はもちろん、文体や得意分野をアピールする自己紹介ツールとして役立ちます。

在宅ライターに必要なツールは、働きながら増やしていこう

他にも、仕事内容によって欲しいツールは変わります。

たとえば、取材ライターを目指すなら「ICレコーダー」が必要になりますし、記事のアイキャッチ画像にこだわりたいなら「カメラ」があると良いでしょう。これらはスマホでも代用できますが、専用のツールはやはり使い勝手が良いです。

またテキストに添える写真やイラストを加工するときには「画像処理ソフト」を使いますし、言葉に迷ったときは「類語辞典」が便利です。

ちなみに画像処理はフリーソフト、類語辞典は『weblio類語辞典』▶https://thesaurus.weblio.jp を使うなど、無料で準備できるものもたくさんありますよ。

ライターの仕事を続けていれば、自分にとって必要なアイテムが自然と分かってくるでしょう。焦らずに、必要なものから順に揃えていきましょう。